9月1日より不活化ポリポ開始となっています。
これは、ポリオ(小児まひ)を予防する定期接種が、ごくまれにまひが生じる恐れのあった生ワクチンから、より安全な不活化ワクチンに切り替わったということです。
接種方法が変わる上、移行期は新ワクチンの種類や回数がこれまでの接種歴で異なり注意が必要です。
従来の生ワクチンは毒性を弱めたポリオウイルスから製造され、口から飲むタイプであり、生後3カ月から2回の接種が必要で、ほぼ全ての市町村が保健所などで集団接種をしていました。
しかし、今回の不活化ワクチンは注射で、生後3カ月から計4回接種、集団接種はほとんどなくなり、個人の都合の良いときに医療機関で受ける個別接種です。
安城市では9月11日頃より、接種券の郵送を開始するため、実際の接種は9月中ころからになりそうです。
9月にはまずポリオだけに効果のある「単独不活化ワクチン」が導入されるますが
11月にはジフテリア、百日ぜき、破傷風の3種混合ワクチンにポリオを加えた「4種混合ワクチン」がとなる予定です。
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