先日の学会発表した内容が

 

総説　地域包括ケアの中での腎移植患者

 

と言うタイトルで学会雑誌に掲載されました。

 

 

腎臓移植を受けられた方の場合、

移植施設など急性期病院へ長期入院することが難しい上に、

療養病棟入院や施設入所における制限など

要介護状態になった場合に大変苦労されます。

 

腎移植が一般医療となる以上は、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムのなかで移植者も受け入れてかなければならないのですが、

急性期医療を担う移植施設がこうした課題にも取り組むには限界があり、

かかりつけ医との連携、転院調整、在宅医療や介護サービスの活用などが欠くことができません。

 

当クリニックとしても

このような点に

積極的に取り組んで参りたいと思います。

 

カテゴリ ： 学会・講演

昨日は休診にさせていただき

 

姫路で開催された

 

第３２回腎移植・血管外科研究会で

 

ランチョンセミナーをさせていただきました。

 

 

 

テーマは

 

「高齢者腎移植の現状と課題」

 

私は、大阪大学の今村先生に続き

 

『高齢腎移植患者の管理(かかりつけ医の立場から)』と言うタイトルで

 

移植者であってもこれからは地域の中で支えていかなければならない現状をお話ししました。

 

 

 

ランチョンは３会場で行われ、

 

当セミナーは一番小さな会場だったのですが

 

ダントツの大盛況だったようで

 

学会長の野島教授と、聴きに来ていただいた方々にに感謝申し上げる次第です。

 

 

 

 

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